あけまして、おめでとうございます。
今年も早速、旅の続きへと参りましょう。
そろそろ、お節にも飽きてきた頃でしょう。気分だけでもイタリア料理を堪能してください。
さ~て、メインの通りを進むと、左右にいろんな店が並んでおり、その中の1軒のトラットリアへ。美味しそうな匂いに誘われ、中へ入ってみましょう!

正面のショウケースと棚には食材の自家製ハムやチーズ、ワインなどが並び、天井には自家製サラミが店内全体に吊るしてあるので、微かに鼻孔にサラミの匂いを感じ、食欲をそそります。

アンティパスト・ミスト(前菜の盛り合わせ)
左上からウンブリア地方の郷土料理のポルケッタ、右上自家製生ハム、右下サラミ2種、
左下はチーズの盛り合わせ。

このパスタは私の大好きなラグー、と言ってもこのラグーは牛や豚肉ではなく、猪肉のラグー、癖や臭みも無く美味しく頂きました。日本では馴染みの浅いこのような食材も欧州ではよく食べられます。パスタは手打ちの“パッパルデッレ”というパスタ、タリアテッレの極太版?とでも言いましょうか。濃厚なソースや肉のラグーに合わせるパスタです。

リコッタとブロッコリーのラビオリ。 あっさりながら味わい深い一皿。

コントルノ(付け合せ)は、野菜のフリット、天ぷらです。 このフリットも、衣を小麦粉ではなく、パスタの原料のセモリナ粉を使うことでサックリとした食感が得られます。
味付けは塩・コショウだけに、野菜の甘みを感じます。 故に冷めても旨い。

今年も、マイペースで更新していきますので、時々ご覧下さい。