イタリアを旅しながら出会った現地の人々、お店、風景、食文化などを私的観点から紹介。
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2017年 06月 11日

カフェ・サン・カルロ

私は北部ではミラノとヴェネツィア以外は訪れたことがなかった。
トリノは世界的にも有名なコーヒー焙煎社が多く、イリー、ラヴァッツァ、ヴェルニャーナなど、日本でもお馴染みのメーカーが競い合っている。

カフェに関して大雑把に言えば南はナポリ、北はミラノかヴェネツィア、
そしてここトリノ。

これまで何度もくどいくらいに書いていますが、イタリアでカフェの聖地といえば、ナポリ!
武骨で逞しく豪快、強面のイメージが強いが、実はお茶目で人情味溢れるナポリ人、ここは私の中では揺らぐことのないサンクチュアリです。

そのナポリ好きの私から見ても、トリノのバールは素晴らしい。
トリノをはじめその周辺地域及び、フランスやスイスなども統治していたサヴォイア家は、絶大な富と権力でそれらを支配していた。
その影響を色濃く残すこの街のバールはもはや、サロン・ド・テ。

私個人の感覚からすれば、トリノのバールはスマートで優雅な気品溢れる店が多い。そして、憚らずに言えば、北と南の気質の違いなのかもしれません。

さて、そのトリノの最初に紹介するバールは、下の写真サン・カルロ広場に面する一角にある老舗の”カフェ・サン・カルロ”。このアングルで右に振り向くとあります。
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               こちらが入口。
重厚な扉を開け、写真でしか見たことのない空間へ一歩、足を踏み入れる!
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入った瞬間、気圧された!豪華という言葉だけでは言い尽くせぬ何か。        圧倒的存在感の千手観音の様なシャンデリアと、ピッカピカに磨き上げられ、  曇りひとつない鏡にこちらの心を見透かされている様で落ち着かない。
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以前紹介したペルージャの”カフェ・サンドリ”とはまた違う威圧感!あちらは小さな店内ですが、こちらはとにかく広い。その広さ故に光が放射状に満ち溢れていて、神々しさを感じます。
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    8:30、朝のバールでは必ずどこに行ってもパンの誘惑が・・・。
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トリノ初のカフェは、カプチーノ! 想像以上に濃厚で、フォーミングも丁寧。  もしかするとトリノのカフェは、私好みのバールが多くあるナポリに近いかもしれない! なんか期待が大きくなってきた。
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このカップ欲しいが、流石にここでは「このカップ下さい!」とは、      言えないので、写真を撮らせてもらいました。
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黒のスーツに黒のネクタイで、ビシッと決まっていたバリスタ、ここでバリスタとして働いている誇りとプライドが、一つひとつの所作に表れていました。
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by tattica | 2017-06-11 00:35 | トリノ