2017年 07月 16日
Baratti & Milano バラッティ&ミラノ |
元々は職人のフェルディナンド・バラッティさんとエドアルド・ミラノさんが起ち上げたお菓子屋さんが始まりです。
今ではトリノを代表するバールの一つとして、必ず名の上がる老舗カフェ。
こちらの店内も品の良い豪華さを漂わせており、自分も貴族の仲間入りを許されたような気がして心もち目線が上がる、そんな気分にさせてくれます。
入口のショーケースに並んでいるチョコレートの詰め合わせとドルチェ。
店内メイン・バンコ、これまで何度となく雑誌などの写真で見たこの絵面。
今まさにそこに立っており、その空間にいる至福の時間!
たまたまその時間に、そこに一緒に居合わせた見知らぬ客やバリスタ、その一帯の空気感が味わえる。
無意識ながら、そこには確実に彼らと同じく、自分の人生の一瞬がある。
大袈裟でおセンチな表現かもしれませんが、本当にそう思うんですよ!
【豆知恵】
トラメッジーノを食べるなら、朝一番の物を選ぶのが良いです。
何故なら、大抵はラップなどせずに、乾燥除けに布巾を掛けているだけなので、
昼以降はだんだんとパンの端から乾燥していき、四隅が固くなってくるので!
因みにどちらも€1.3、当時レートの円換算で、¥170也。
店の裏手は吹き抜けになっており、歴史ある建物をじっくり愛でるのも一考。
by tattica
| 2017-07-16 23:46
| トリノ