2017年 02月 05日
トラットリア ダ アウグスト |
ローマのトラステヴェレ地区にある超人気下町食堂の”ダ アウグスト”。
特別変わった料理が出て来るわけでもサービスが良い訳でも、高級食材を使っているわけでも無い。むしろそれらは皆無と言っても良い!
ならば、何でそんなに人気なのか?・・・それはいつもと変わらぬ連綿と受け継いできたローマの伝統的家庭料理がそこにある故です。
ローマでは昔から伝統として、そして宗教的に食曜日なるものがあり、木曜はニョッキ、金曜は魚、土曜はトリッパと言われ、店によってはその決まった日以外には食べられない物もあります。ここアウグストもその例に漏れず、例えば水曜にニョッキを注文しても「はぁ?今日は木曜じゃないよ!」とまぁ、こんな具合です。最近ではそういう店もかなり減って来たらしいですが、まだまだ伝統を重んじて変えていない所もあります。
それでは私がある日の昼に食べた料理を紹介します。まずは下の写真、日本ではまだまだなじみの薄い食材の一つ、”カルチョーフィ”英名をアーティチョーク。
イタリアでは非常にポピュラーな野菜で、トゲトゲの額の部分を取って、中のつぼみ部分を茹でたり、炒めたり、揚げたりして食べます。
一般的にこのカルチョーフィ、ローマ風とユダヤ風が有名で、ローマ風は写真の様に茹でて柔らかくしてオイルでマリネしたり、中に詰め物をして出汁で茹でたりします。一方ユダヤ風は姿揚げにして食します。ここは勿論ローマ風!
こちらはウサギの煮込み。ウサギもイタリアではよく食べます。しかし食べても言われなければ判らないと思います。鶏肉と全く同じです。 こちら、シンプルなトマト・ソースのパスタ・リガトーニ。
ただトマト・ソースとパルミジャーノ・チーズを掛けただけ!こういうの大好き! これも日本では殆んど知られていない野菜で、”プンタレッラ”というものです。
分かりやすく言えば、モヤシと水菜を足して様な感じですかね。シャキシャキとしていて独特の薫りがあり、アンチョビとレモンのソースで食べるのが一般的です。 これは仔牛肉の煮込み。あっさりとしていて、肉もホロホロで美味しいです。
付け合わせはグリーンピース、一緒に食べるとこれまた旨し! さて、右端にチョットだけ顔をのぞかせているのは?そう!ニョッキです。
なのでこの日は木曜日。。。もちろん残さず真ん中の皿のように全ての皿を、綺麗にソースまで頂きました。 お会計。ここではテーブル・クロス代わりの紙にボールペンでその場で手書き!
慣れるまでは読めないヨーロッパ的数字。これで合計€45.5。腹いっぱい、ご馳走様。 メニューに手書きで、NO CREDIT CARD! (カード使えません!)
ここは人気店ながら、予約は不可!食べたいなら早くに行って並ぶべし!
あっという間に地元の人でいっぱいになります。
特別変わった料理が出て来るわけでもサービスが良い訳でも、高級食材を使っているわけでも無い。むしろそれらは皆無と言っても良い!
ならば、何でそんなに人気なのか?・・・それはいつもと変わらぬ連綿と受け継いできたローマの伝統的家庭料理がそこにある故です。
ローマでは昔から伝統として、そして宗教的に食曜日なるものがあり、木曜はニョッキ、金曜は魚、土曜はトリッパと言われ、店によってはその決まった日以外には食べられない物もあります。ここアウグストもその例に漏れず、例えば水曜にニョッキを注文しても「はぁ?今日は木曜じゃないよ!」とまぁ、こんな具合です。最近ではそういう店もかなり減って来たらしいですが、まだまだ伝統を重んじて変えていない所もあります。
それでは私がある日の昼に食べた料理を紹介します。まずは下の写真、日本ではまだまだなじみの薄い食材の一つ、”カルチョーフィ”英名をアーティチョーク。
イタリアでは非常にポピュラーな野菜で、トゲトゲの額の部分を取って、中のつぼみ部分を茹でたり、炒めたり、揚げたりして食べます。
一般的にこのカルチョーフィ、ローマ風とユダヤ風が有名で、ローマ風は写真の様に茹でて柔らかくしてオイルでマリネしたり、中に詰め物をして出汁で茹でたりします。一方ユダヤ風は姿揚げにして食します。ここは勿論ローマ風!
ただトマト・ソースとパルミジャーノ・チーズを掛けただけ!こういうの大好き!
分かりやすく言えば、モヤシと水菜を足して様な感じですかね。シャキシャキとしていて独特の薫りがあり、アンチョビとレモンのソースで食べるのが一般的です。
付け合わせはグリーンピース、一緒に食べるとこれまた旨し!
なのでこの日は木曜日。。。もちろん残さず真ん中の皿のように全ての皿を、綺麗にソースまで頂きました。
慣れるまでは読めないヨーロッパ的数字。これで合計€45.5。腹いっぱい、ご馳走様。
ここは人気店ながら、予約は不可!食べたいなら早くに行って並ぶべし!
あっという間に地元の人でいっぱいになります。
by tattica
| 2017-02-05 00:59
| ローマ