2009年 02月 23日
サン・ミケーレ・イン・フォロ教会 |
サン・ミケーレ広場に荘厳に佇むサン・ミケーレ教会。 約150年という年月を掛け建てられたこの教会、ピサ・ルッカ式と呼ばれるロマネスク建築様式の典型。
間近で見ると、細部まで表現された彫刻の美しさ、立体感とその存在感を強調させた浮き彫り彫刻の素晴らしさに、ただただ圧倒されるばかりです。
最上部には、フランスのモン・サン・ミシェル教会でもお馴染みの、大天使ミカエルの彫像。
こちらの教会のミカエルは格好、形は違いますが、間違いなく大天使ミカエルです。
いつもこうしてブログで教会の紹介をさせて頂いていますが、つたない私の文章力では、その魅力の100分の1程度にしか伝えることが出来ないのが残念です。 当時の石工達は、金槌と鑿だけでこれほどの芸術作品を生み出していた訳ですから、そうした意味では当時、一人ひとりの石工達が全て芸術家だったということです。
by tattica
| 2009-02-23 17:11
| ルッカ